カテゴリー
2011年アニメ

未来日記 アニメレビュー

©えすのサカエ・角川書店12人の日記所有者たち

公式サイト TVアニメ「未来日記」

このアニメ「未来日記」がテレビで放送されたのは2011年です。以前から名前だけは聞いていたが、今まで視聴したことはありませんでした。全26話視聴したが、放送から9年経った今見てもかなり見ごたえの作品となっていると感じました。これより先はネタバレを含むレビューを行っていきたいと思いますので、閲覧する際はご注意ください。

・あらすじ

TVアニメ「未来日記」第1話「サインアップ」
©えすのサカエ・角川書店12人の日記所有者たち

このアニメは命を懸けたデスゲームが突然起こってしまうところから物語が展開していきます。主人公 天野雪輝(あまのゆきてる)が空想上の友達としてデウス・エクス・マキナという名前の時空王を誕生させることでデスゲームが開始してしまう。このデスゲームには雪輝含め12人が参加しており、最後まで生き残った者にはデウスから「神の座」を与えられるのだ。この神の力を得ることを目的として殺し合いが始まってしまうが…。

・視聴前に持っておくべき前提知識、用語など

TVアニメ「未来日記」第14話「メモリー消去」
©えすのサカエ・角川書店12人の日記所有者たち

このデスゲームの参加者は作中では「日記所有者」と呼ばれています。文字通り、それぞれ参加者には個別の特徴を持った日記が与えられます。そして、日記所有者のことを代名詞として「序数」で呼ぶことが多いですので、下に記すことをメモなどをして視聴するとよいでしょう。

  • 1st/天野雪輝/無差別日記
  • 2nd/我妻由乃/雪輝日記
  • 3rd/火山高夫/殺人日記
  • 4th/来須圭悟/捜査日記
  • 5th/豊穣礼佑/はいぱーびじょんだいありー
  • 6th/春日野椿/千里眼日記
  • 7th/戦場マルコ、美神愛/交換日記
  • 8th/上下かまど/増殖日記
  • 9th/雨流みねね/逃亡日記
  • 10th/月島狩人/飼育日記
  • 11th/ジョン・バックス/The watcher
  • 12th/平坂黄泉/正義日記

上記のそれぞれの日記の性質を書いていってもいいのだが、全部書いていくと文字の量が多くなってしまうので一部のみの記述にとどめる。

例えば1stの無差別日記というのは自分自身の未来の身の周りで起きた出来事や事件などを手あたり次第に書いていくという日記だ。長所は自身の身の周りで起きる出来事であればわかるということだが、逆に言うと自分自身のことについての記述が一切ないということだ。自身に危険が迫っても自身の身体状況のことについては書かれていないため、この点に関しては短所である。このようにそれぞれの日記には長所と短所があり、作中では12thが「ジャンケンの理屈」と説明してくれています。グーもチョキもパーもそれぞれに優劣があるというような感じですね。それを念頭に置いておくとよいでしょう。

・以下、視聴後の感想、レビュー


TVアニメ「未来日記」第8話「新機種」
©えすのサカエ・角川書店12人の日記所有者たち

・我妻由乃という存在

アニメ本編を見てもらえればわかるのだが、第1話の段階でかなりヤバそうな雰囲気を醸し出している人物、本作のヒロインの我妻由乃の存在が初見の時はインパクトが強かった。いわゆる「ヤンデレ」であり、主人公を守るためなら、人を殺しさえするほど雪輝に対して執着している。このアニメは当然雪輝視点で話が進んでいくため、むしろ心強い味方なのだ。しかし、彼女がときどき見せる不自然な行動や発言など、なにかを隠している言動が話が進むにつれて目立ってくる。私も視聴していて本当に怖かった、彼女が一体何を考えているのかが終始わからないのだ。ときおり描写される彼女の目を映し出すシーンでゾッとしたのを覚えています(-_-;)

TVアニメ「未来日記」第16話「修理」
©えすのサカエ・角川書店12人の日記所有者たち

右の画像とは違いますが、第6話の雪輝の母親を欺こうとするような描写とか、雪輝を監禁するシーンとか、視聴している側からしたら本当に目的がわからなくて冷や汗かきながら視聴せずにはいられないはずです。この敵か味方かよくわからない由乃がずっとそばにいるわけですからヒヤヒヤするんです(^_^;)あなただったら由乃に付き添いますか?それとも見捨てますか?

・三周目の世界

TVアニメ「未来日記」第26話「初期化」
©えすのサカエ・角川書店12人の日記所有者たち

ネタバレを含むレビューなので話すことにするが、実はこのアニメは「パラレルワールド」とかの話が最終回あたりで出てくるのです。2周目の世界も、3周目の世界のような世界であってほしかったなと感じました(-_-;)2周目の世界というのは一部例外はあるにしても、基本的に多くのキャラクターはなにかしらの辛い過去を背負っていたり、なにかしらの罪や犯罪に手を染めていたりします。このアニメで考えさせられることは「具体的に何をしていたら2周目の世界に平和がおとずれていたか」について考えても解決策がないことなんですよね。1周目の由乃がそもそも2周目に来てなかったとしても、デスゲームが行われなかったとも言えないですし、2周目の世界の人たちのそれぞれの経歴が変わることもありません。2周目の世界では多くの犠牲者を出したままゲームは幕を閉じることになる。本当に救いようのない結末でかなり鬱展開です。ですが、最後の最後に少しだけ視聴者に和むシーンを与えてくれます。3周目の世界の人たちがみんな幸せそうで、悲惨な出来事へと発展しなさそうな安泰の様子が描かれてアニメは終了します。先ほども申し上げましたが、「2周目の世界も、3周目の世界のような世界であってほしかったな」と心底思いましたね。ただ、いくら3周目の世界で幸せであっても2周目の悲惨な出来事が起きてしまった事実は動きません

・OVA


オリジナルアニメーション「未来日記リダイヤル」
©えすのサカエ・角川書店12人の日記所有者たち

このアニメのOVA「未来日記リダイヤル」はアニメの最終回の続きに当たります。つまり3周目の世界についての話です。あくまで私個人の感想ですが、このOVAは前半のメインキャラたちの掛け合いは見ていてほっこりするので、是非見ていただきたい!とオススメしたいんですが、後半の2周目の世界の神の座を得た雪輝の話は蛇足だと思ってます、これに関しては最終回で話を止めておくべきだった。なぜそう思うかというと、無理やり2周目の世界の雪輝と3周目の世界の由乃をハッピーエンドへ持ち込もうとしてる感じがするからです。どうあがいても2周目の世界にハッピーエンドにはならないのに、強引に生き残った雪輝だけ幸せへと話を進めさせてませんかね。よって、私としてはOVAに関しては前半部分を全力でオススメしたいですね。人格が違うとはいえ、今までアニメ本編で見たキャラ同士の楽しそうなやりとりは見ていて楽しいですよ!!

・まとめ

このアニメは一言で言い表すなら人の「信用」と「利用」がテーマとなっている作品です。考察に値する非常に内容の濃いアニメですので見て後悔することはないでしょう!!人の名前、序数、日記の特徴などをメモしながら視聴しましょう!それでは、失礼します。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です